アーサー・アッシュ・テニススタジアムとは?

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アーサー・アッシュ・テニススタジアムとは?

アーサー・アッシュ・テニススタジアムは、世界最大のテニス競技場として有名で、テニストーナメント「USオープン」の開催地でもあります。 このスタジアム自体は、より大きなUSTAのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターの一部ですが、やはりアーサー・アッシュ・スタジアムが中心となっています。

1997年にROSSETTI建築事務所によって設計・完成されたスタジアムです。 23,771席、90の豪華なスイートルーム、5つのレストラン、そして2階建ての選手ラウンジを備えています。 このオープンエアーのスタジアムの建設費は2億5,400万ドルと推定されています。 2010年には、USオープンをはじめとするトーナメントの雨天順延に対応するため、開閉式の屋根を設置しました。 開閉式屋根の改修にはさらに1億ドルの費用がかかり、同じROSSETTI社がこの改修を担当しました。

スタジアム自体の名前は、1968年の第1回USオープンで優勝した元テニス界の伝説的選手、アーサー・アッシュの名前に由来しています。 アーサー・アッシュは、アフリカ系アメリカ人として史上初めてグランドスラムを3回制覇し、現役時代には世界ランキング1位にもなったテニスプレーヤーです。